1985-04-10 第102回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第1号
効果が十分に確信できる防衛力を、世界最先端を行く電子技術等のハイテクノロジーを駆使して、最小限の経費で整備する、我が国独自の専守防衛構想を構築して実現していくことを提言したいと思います。 以下、具体的な方法論を申し述べます。 情報及び危機管理について。
効果が十分に確信できる防衛力を、世界最先端を行く電子技術等のハイテクノロジーを駆使して、最小限の経費で整備する、我が国独自の専守防衛構想を構築して実現していくことを提言したいと思います。 以下、具体的な方法論を申し述べます。 情報及び危機管理について。
(拍手) 第六には、本年度の防衛予算は、昨年度から開始された五兆一千億にのぼる四次防計画が本格的に予算化されたものであり、従来の専守防衛構想から逸脱し、攻撃型の兵器を増強したきわめて危険きわまりない内容を持っているものであります。
第六には、本年度の防衛予算は四次防計画が本格的に予算化されたものであり、従来の専守防衛構想から逸脱し、攻撃型の兵器を増強した危険な内容を持っていることであります。
特に、今回の防衛力増強は、すでに政府が明らかにしているように、第三次防衛力整備計画の最終年としてその総仕上げを行なうとともに、第四次防衛計画への移行を円滑ならしめ、また、明年に予定されている沖繩の施政権返還に備えて、沖繩の防衛の責任を引き継ぐことが配慮されており、日米共同声明に基づく新たないわゆる専守防衛構想につながるものであります。
新防衛整備計画は専守防衛構想で貫かれており、憲法、諸法律の制限並びに防衛政策としても通常兵器による局地限定戦に対応する方針に基づき策定され、外国への侵略的要素はない。
文民統制を貫くことが大切だ、仮想敵国を設定しないためにも、どこの敵がどこから攻めてくるのかをわざと明らかにしなかった、専守防衛構想がこの白書のねらいです、こうあなたはお述べになっている。どこの敵がどこから攻めてくるのかをわざと明らかにしなかった。しかしこの白書によりますと、どこの敵がということはおぼろげに出ております。非常に流動的であるといっている国をさせば当然そうなる。